Archive | 10月, 2015

Tea-Map

生まれる場所

スリランカは紅茶の世界的産地です。
独立前まで旧国名『セイロン』と呼ばれていたのでスリランカ産の紅茶は
すべてセイロンティーといわれます。
このセイロンティーは
標高1300m以上の高地産ハイグロウンティー、
中地産ミディアムグロウンティー、
低地産ローグロウンティーの3つに分かれます。

そして主に5つのエリアに分けられ
セイロン・ファイブ・カインズ(Ceylon Five Kinds)と呼ばれています。

ウバ
標高1300m以上のウバ地方
霧の発生と直射日光が独特の香りと刺激的な渋みを持った
高品質な世界三大銘茶のひとつを生み出しています。

ヌワラエリヤ
スリランカで最も標高が高いヌワラエリヤ地方
避暑地としても有名で日中と朝晩の気温差の
激しさが紅茶に適した環境となっています。
清々しい香りと爽やかな渋みが特徴。

ディンブラ
世界で最も有名なセイロンティー
タンニンが少なくマイルドで安定した味わいは
セイロンティーの女王とも評されます。

キャンディ
スリランカで初めて紅茶を栽培した丘陵地帯
過ごしやすく穏やかな気候が育む茶葉は
渋みが少なくマイルドで自然な甘み
があります。

ルフナ
標高の低い南部ルフナ地方
気温が高く雨が多いため茶葉が大きく育ちます。
そのため発酵に時間がかかり独特なスモーキーフレーバー
と力強い味わいの茶葉になります。

育った環境でいろんな味わいになる紅茶
丁寧に摘まれた茶葉が今日の美味しい一杯に。。。