産地ごとに異なる香りや味わい。
セイロン紅茶の魅力をたどりながら、
自分に合った一杯を見つけるヒントに。
紅茶とは
紅茶・日本茶・中国茶は、すべて同じルーツ。
つばき科の常緑樹で、学名:Camellia Sinensis (カメリア・シネンシス)という『茶の樹』の葉が原料。
成長したお茶の樹から葉を摘み、発酵、乾燥させたものが紅茶です。
セイロンティーとは
その昔、『セイロン』と呼ばれていたスリランカで栽培されている紅茶、茶葉のすべてを総称してセイロンティーといいます。
このセイロンティーには、世界的にも有名な7つの産地があります。
それぞれの産地によって特徴があり、それがまた紅茶の魅力を味わい深いものにしています。
紅茶の等級
等級(グレード)とは、茶葉の形状や大きさを分けるための表示です。
美味しい紅茶を味わうためには、茶葉の大きさに合わせた蒸らし時間が大切です。
そのため紅茶は、仕上げにふるいにかけられ等級区分(グレーディング)されるのです。
等級に世界基準はなく、生産国や茶園によって異なっています。
紅茶の選び方
紅茶は茶葉の産地、グレード(等級)で味わいや香りが異なります。
まずは、産地の特徴から好みのタイプを選び、次にその産地のグレード別に見ていきましょう。
基本的に、大きな茶葉は軽い味わい、細かくなるにつれ濃くしっかりした味になります。
ストレートティー、ミルクティー、アイスティー、渋みのしっかりしたもの、まろやかなもの、すっきりしたもの。
ぜひ楽しみながら、お好みの茶葉を探していきましょう。
TEA LENTEEの紅茶
気候と風土に恵まれた環境で、一年を通して良質で安定した味わいの茶葉が栽培されるスリランカ。
茶園より直接、独自のルートで少量づつ仕入れを行っていますので、いつでも新鮮な紅茶を楽しんでいただけます。
スリランカ政府認定の熟練ティーテイスターが、産地やグレードごとにテイスティングした選りすぐりの茶葉を取り揃えていますので、お好みの味わいと香りの紅茶を見つけることができます。
セイロン7大産地
CEYLON SEVEN KINDS
NUWARA ELIYA
Delicately fragrant
繊細で華やかな香り、ヌワラエリヤ。
清々しい渋みと透明感のある味わいは、「セイロンティーのシャンパン」とも称されます。
スリランカ中央高地の澄んだ空気に包まれた高原地帯で、標高1,800〜2,000mの冷涼な気候で育つ紅茶。イギリス植民地時代の面影を残す避暑地としても知られています。
発酵度が低く、淡いオレンジ色と若葉のような清々しい香りが特徴です。
UDA PUSSELLAWA
Exquisitely tangy
洗練された渋み、ウダプッセラーワ。
透明感のある香りと、穏やかなコクをあわせ持つ上品な味わいが特徴です。
スリランカ中央高地の東側、ヌワラエリヤとウバの間に位置し、標高1,300〜1,600mで栽培されるハイグロウンティー。冷たく乾燥したモンスーンの影響を受け、ウバに似た個性の中にも、やわらかさのある味わいが生まれます。
明るくやや濃いオレンジ色の水色と、花のように繊細な香りが魅力です。
UVA
Exotically aromatic
異国情緒溢れる香り、ウバ。
力強い渋みと奥行きのある味わいが特徴で、世界三大銘茶のひとつに数えられています。
標高1,300m以上の高地で栽培されるハイグロウンティーで、昼夜の寒暖差と乾いた風が、ウバ特有の個性を引き出します。
タンニンが豊富で、きりりと引き締まった渋みと、深く厚みのある味わいが広がり、濃い紅色の水色も魅力。クオリティーシーズンに収穫される茶葉には、メントールのような爽やかな香りが現れます。
DIMBULA
Refreshingly mellow
すっきりまろやか、ディンブラ。
軽やかな飲み心地とバランスの良さが魅力の、親しみやすい紅茶です。
スリランカ中央高地の西側、標高1,200〜1,800mの高地で栽培されるハイグロウンティー。
高地産としてはタンニンが少なく、渋みを抑えたやわらかな口当たりが特徴です。
味、香り、コクのバランスに優れ、ストレートティー、ミルクティー、アイスティーまで幅広く楽しめます。
「セイロンティーの女王」とも称される、代表的な存在です。
KANDY
Intensely full-bodied
豊かな風味、キャンディ。
スリランカ中央内陸部、標高700〜1,400mの平原地帯で栽培されるミディアムグロウンティー。かつてシンハラ王朝が栄えた古都を中心とし、セイロンティー発祥の地としても知られています。
渋みが少なく、軽やかで飲みやすい口当たりと、鮮やかな紅色が特徴。
クレームダウンが起こりにくく、アイスティーにも適しています。
SABARAGAMUWA
Exceptionally stylish
洗練された気風、サバラガムワ。
深みのあるコクと甘く豊かな香りが広がる、力強く個性的な紅茶です。
スリランカ南西部の内陸、熱帯雨林と宝石の産地として知られるラトゥナプラを擁する低地で栽培されるロウグロウンティー。豊かな自然に囲まれた土地で育つ茶葉は、サイズが大きく黒みがかっているのが特徴です。
濃い紅色の水色と、キャラメルや蜂蜜のような甘い香り。しっかりしたコクと厚みのある味わいが楽しめます。
RUHUNA
Distinctively unique
独特の個性を持つ、ルフナ。
濃厚で力強い味わいと、深みのある香りが印象的な紅茶です。
スリランカ南部の低地、標高約600m以下の地域に広がるロウグロウンティー。
”ルフナ”とは現地シンハラ語で「南」を意味し、高温多湿な気候のもとで育ちます。
大きく黒みがかった茶葉から抽出されるのは、深く濃い紅色。スモーキーな香りと重厚なコクを持ちながら、渋みが少ないのが特徴です。
その力強い味わいは、中近東で絶大な人気。

主な茶葉の等級(グレード)
最も基本的な等級はOrange Pekoe(オレンジペコー)、O・P(オー・ピー) などと表記されています。
ペコーとは中国語で、茶葉の芽の白い産毛を意味する白毫(pak-HO)に由来します。
紅茶が中国から英国に渡った際、茶葉のことをペイハォ、ペホーと伝えられ、それが訛って英名でペコー、ピコなどといわれるようになったようです。
オレンジの語源はその昔、中国人が、茶葉の香り付けにオレンジの花を使ったとする説、
ヨーロッパへ茶葉の輸出の権力を持っていたオランダのオラニエ=ナッソウ家(House of Orange-Nassau)に由来するという説、
紅茶を淹れたときの色が、鮮やかな橙色であるからという説、
茶葉が明るい茶色でオレンジがかっているから。
このように諸説様々ないわれがあり紅茶の歴史の奥深さをかんじることができます。
Orange Pekoe
芯芽の次に若いフルリーフを細長くねじった茶葉。産地の違いに応じて様々な特徴を持つ。
Broken Orange Pekoe
OrangePekoeを細かくカットし、味、香り、濃さのバランスが良い最もポピュラーなサイズ。
Broken Orange Pekoe.1
低山地で採れる茶葉が大部分を占めねじれたセミリーフでマイルドなモルトテイスト。
B.O.P.Fannings
Broken Orange Pekoeをさらに細かくしたもの。味も濃さも強くミルクティー向き。
Flowery B.O.P
一番先端にある芯芽(チップ)が多く含まれる茶葉。葉っぱになる前の柔らかな部分が混ざることによって紅茶の味わいがまろやかになる。
Flowery B.O.P.1
Flowery B.O.Pタイプよりさらに芯芽(チップ)を多く含んだ良質な茶葉とされる。
Flowery Pekoe
PEKOEタイプの茶葉に芯芽(チップ)が多く含まれている。FはFloweryの略で花のような香りを意味する。
Pekoe
OrangePekoeの下にあるしっかり成長した葉をカールさせた繊細なライトタイプ。
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